

今回紹介するのは、
「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」です。
著者は、社会派ブロガーのちきりんさん
ちきりんさんの意見は、こちら!
『Chikirinの日記』「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」● ちきりんさんのプロフィール

ちきりんさん:
社会派ブロガー・紀行文筆家。
バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念。時事問題などを扱う、人気の社会派ブログ『Chikirinの日記』を運営。『マーケット感覚を身につけよう』『ゆるく考えよう』『「自分メディア」はこう作る! 』など多数の著書がある。
Voicy:Voice of ちきりん
ブログ:Chikirinの日記
Twitter:@InsideCHIKIRIN
Voicy Journalより引用
どこを読んでも面白く、あっという間に読了。
その中からピックアップして、紹介します。
人生は早めに諦めよう!
すべての人は、いつか人生を諦めなければなりません。
なぜなら人はみんないつか死ぬからです。
その時点では、誰もが人生を諦めることになります。
~中略~
仮に非常に早い段階で「自分にはなれない職業がある、手に入れられない職業がある」と理解しても、人生全部を諦めて絶望する必要は全くありません。むしろそれは早めに「進むべき道を現実的に選べる」ということを意味します。
P23.P27


死ぬときには誰しも人生を諦める・・・
死ぬ間際までしがみついていたら、
苦痛の人生で終了。
そうならないためにも、
早い段階での人生の諦めが大切。
確かに人生とは、諦めの連続。
しかし、諦めは必ずしも悲観的に
捉えるのではなく、
楽観的に捉えられる、人生の好機。
「現実的な選択」で早い段階から
生きる知恵を身に付けると、
より人生を楽しめる!
インプットを最小化する


ブラジルで日系移民の歴史に関する博物館に
行ったことが紹介されています。
そのなかで、ブラジル移民=
「収穫を増やす=作付面積を増やす」
日本人移民=
「同じ作付面積から収穫を増やす方法」
の考え方の違いが紹介されています。
~前略~
生産性とは
「アウトプット÷インプット」で計算する比率です。分母の「インプット=働く時間」を増やしたら、生産性(=仕事の効率)はどんどん落ちます。
やるべきことは「より長く働く」ことではなく、「働く時間を少なくする」ことなのです。
P.185

ブラジルの広大な土地と、長時間労働のリンクが分かりやすい。
生産性(仕事の効率)=アウトプット(成果)÷インプット(働く時間)
インプットの時間をいかに減らせるか?
その感覚を常に意識。
お金と恋愛のマジックパワー

~前略~
ときには「酔っぱらっているせいか、よくわからないよね」という「判断力を半分くらいだけ稼働させた状態」で、好きに生きていけばよいのです。
P.213

こういう肩の力を抜く見方は、
他にはない新鮮さ。
時には流す。
ある程度は思考停止も受け入れる。
これが、
ゆるく生きることの秘訣。
結婚するもしないも個人の自由

~前略~
たとえば「一人だと老後が寂しいぞ」という人がいますが、
結婚しても夫婦が同時に死ぬという稀なケースを除き、最後はみんなひとりです。
~中略~
一度きりの人生、自分の好きなスタイルで生きていけばよいのです。
P.242-244

結婚、恋愛にも向き不向きはあります。
不向きな人に無理に(モテる人から無意識に)押し付けられても、後々不幸に…
結婚に不向きな人は、自分に向いていることにコミット。

まとめ:よい面を見る練習を
~前略~
物事にはよい面と悪い面があるのです。
どうせならよい面をより多く見て生きていけば楽しく暮らせます。
わざわざ悲観的に考える必要など、どこにもないのです。
P.259-260


人はついつい
悪い面に引っ張られる。
自己防衛の半面、
一番楽な思考停止の方法だから。
良い面(面白いこと)を考えることは、
それだけエネルギーが必要。
よい面を見る練習をして、
楽しくゆるく生きたいものです。
※追記:先日voicyでこの本の内容を
朗読。こちらもおすすめです。
性格改造の歴史。なんと2009年のブログです
プレミアム限定放送(2021年1月号)2021/1/18 #107 声のブログ
ちきりんさんの
書籍をレビューしていますので、
そちらもどうぞ!↓
生産性を高めることは、好き嫌いの道しるべ
~自分の時間を取り戻そう