ピンと来るものを見逃すな! お金の減らし方 森 博嗣 

ピンと来るものを見逃すな! お金の減らし方 森 博嗣 
さっぱど
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こんにちは!さっぱどです。

今回は森博嗣さんの、

「お金の減らし方」

森博嗣さんの略歴はこちら。

森 博嗣は、日本の工学者・小説家・随筆家・同人作家。学位は工学博士。元名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教授。ローマ字表記は「MORI Hiroshi」。妻はイラストレーターのささきすばる。近年は、清涼院流水が立ち上げたプロジェクト「The BBB」に参加し、英語版の著作を発表している。 ウィキペディア 生年月日: 1957年12月7日 (年齢 63歳)出生地愛知県代表作: 『すべてがFになる』; 『スカイ・クロラ』配偶者ささき すばるジャンル: 推理小説映画スカイ・クロラ The Sky Crawlers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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きっかけは、

YouTubeのリベ大!↓

早速、読んでみました!

YouTube リベ大 「お金の減らし方」
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目鱗な内容で斬新!

何といっても、

減らすですから。

インパクトのあった、

減らすポイントを、

四つ紹介します。

結論:「ときめき」のような感覚を見逃さないこと

 目指すものは、最初は曖昧な形でしかない。それは遠くにあり、輝かしく見える。しかし、きっと「これだ」とぴんと来るものがあるだろう。その時の「ときめき」のような感覚を見逃さないこと。人間には、そのセンサが備わっているのである。これは、ぼくと奥様で珍しく一致する意見の一つだ。

(中略)

「ぴんと来るもの」に出会うまで、お金を持っていれば、いずれそれが現れた時、躊躇なく決断できる。ぴんと来ないものを買ってしまったら、そういったものが後から現れたときに、後悔するかもしれない。

(中略)

また、時間が経てば、たいていのものは安くなるし、また、より優れた新製品が登場することもごく普通である。だが、すぐに使いたいから購入したのである。待てなかったから買ったのだから、早く買ったことで、すでに価値を消費して、元を取っている、と考える。

さっぱど
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ポイントは、六点。

  • 指すものは、最初は曖昧な形でしかない。
  • その時の「ときめき」のような感覚を見逃さないこと。
  • ぴんと来るもの」に出会うまで、お金を持っていれば、いずれそれが現れた時、躊躇なく決断できる。
  • ぴんと来ないものを買ってしまったら、そういったものが後から現れたときに、後悔するかもしれない。
  • すぐに使いたいから購入した
  • 早く買ったことで、すでに価値を消費して、元を取っている
さっぱど
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赤が結論、黄色が理由です。

その時の「ときめき」のような感覚を見逃さないこと。
指すものは、最初は曖昧な形でしかない。
ぴんと来るもの」に出会うまで、お金を持っていれば、いずれそれが現れた時、躊躇なく決断できる。
ぴんと来ないものを買ってしまったら、そういったものが後から現れたときに、後悔するかもしれない。
すぐに使いたいから購入した
早く買ったことで、すでに価値を消費して、元を取っている

具体例1:ぼくは自分の仕事にはほとんど興味がない

~前略~

僕は、作家という職業には、さほど興味はないし、文章を書く事も好きではない(得意でもない)。

しかし、毎日自分の趣味(研究や工作関連)のために、ネットを眺めたり、本を読んだりする時間を多く取っていると、そういうなかから、作家の仕事に還元できる情報も多々得られる。小説は読まないが、小説以外のもののほうが、ずっと小説に活かせる素材となりえる、と感じている。 

さっぱど
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ポイントは、二点。

  • 僕は、作家という職業には、さほど興味はないし、文章を書く事も好きではない(得意でもない)。
  • ずっと小説に活かせる素材となりえる
さっぱど
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赤が結論、黄色が理由です。

僕は、作家という職業には、さほど興味はないし、文章を書く事も好きではない(得意でもない)。
ずっと小説に活かせる素材となりえる
さっぱど
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文章を書くことが苦手な人が、

作家になったことがすごい!

趣味の楽しさから小説に、

還元している。

趣味のインプットを作家とのアウトプットに、

上手くループさせて、活かしていますね。

具体例2:人生の目標は「自己満足である」

 自己満足はいけないことだ、と教えられる。みんなと同じことを強要される。集団行動を取り、群れから離れるな、と子供のうちから言われている。仲間で一致団結することは、もちろん無駄ではない。大切な方法の一つではある。しかし、それがすべてではないはずだ。

自己満足は、人生の目標としても良いほど立派なことだ、と僕は考えている。ただ、社会で生きていくためには、まったく他者を切り離してしまうことは難しい。自分を大事にするためには、他社に迷惑をかけないことが第一であり、それもまた、回り回って自分の利益となるだろう。

さっぱど
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ポイントは、二点。

  • 自己満足は、人生の目標としても良いほど立派なことだ
  • 他社に迷惑をかけないことが第一であり、それもまた、回り回って自分の利益
さっぱど
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赤が結論、黄色が理由です。

自己満足は、人生の目標としても良いほど立派なことだ
他社に迷惑をかけないことが第一であり、それもまた、回り回って自分の利益

まとめ:孤独を感じる時間を、もっと大事に

 本文でも書いたことだが、僕は自分の所有物を売ったことがほとんどない。

~中略~

僕が、ものを売らないのは、お金が欲しいと思ったことがないからだ。バイトのために小説を書いた時も、お金が欲しかったのではなく、線路を敷く場所が欲しかったのである。

~中略~

孤独を感じる時間を、もっと大事にすれば、わかるかもしれない。

そう、まず、お金を使って、孤独を買った方がいいだろう。

~中略~

僕も、もっと精進して、もう少し孤独で寂しい素敵なお金の減らし方を、

もうしばらくの間、じっくりと考えてみたい。

さっぱど
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ポイントは、二点。

  • 孤独を感じる時間を、もっと大事にすれば、わかるかもしれない。
  • そう、まず、お金を使って、孤独を買った方がいいだろう。
さっぱど
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赤が結論黄色が理由です。

孤独を感じる時間を、もっと大事にすれば、わかるかもしれない。
そう、まず、お金を使って、孤独を買った方がいいだろう。
さっぱど
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まとめです。

最後に著者はお金の減らし方の本質を、

「もう少し孤独で寂しい素敵なお金の使い方」と、

この一文に込めている。

物を売る必要がないくらい、物を買う基準が洗練の域。

それくらい他者を意識しないことの、難しさを表している。

孤独を大事にする練習を積み重ねて、

お金を減らしていく。

森さんのように。

それでは、また。

追記:森さんの関連記事は、こちら!↓

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勉強は釘を打つ練習である。

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